尾道市のクリーンセンターへ持ち込めない物|家電・パソコン・処理困難物

尾道市の施設が受け取らない物には、家電4品目やパソコンのように法律で別の道筋が決まっている物と、施設では処理できない適正処理困難物があります。積んでから断られないよう、運び出す前に抜いておきます。

冷蔵庫を運び出す作業員

対象地域:広島県尾道市

積み込む前に家から抜いておく物を、先に挙げます。

法律で別の道筋が決まっている物

  • テレビ、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫(家電リサイクル法)
  • パソコン本体、パソコンディスプレイ(資源有効利用促進法)
  • バイク、原動機付自転車(二輪車リサイクル)

この3種類は、市のクリーンセンターへ持ち込んでも受け取ってもらえません。粗大ごみとしても出せません。それぞれ引き取る先が別に決まっています。

家電4品目は経路が3つ

  • 販売店へ引き取りを依頼する
  • 指定引取場所へ自分で持ち込む
  • 一般廃棄物収集運搬許可業者、または回収協力店へ依頼する

買い替えなら購入店へ、買い替えでなければ過去にその製品を買った販売店へ依頼します。ただし実家の家電は、どこで買ったか分からないことのほうが多いはずです。購入店が不明、遠方、あるいは廃業している場合は、残りの2つから選びます。

自分で運ぶ場合の指定引取場所は、岡山県貨物運送株式会社 尾道営業所(尾道市正徳町31番11号、0848-22-8141)です。先にリサイクル料金を調べ、郵便局で振り込み、リサイクル券を持って搬入します。料金は家電リサイクル券センターのホームページで確認できます。

販売店や業者へ頼む場合は、リサイクル料金に加えて収集運搬料金がかかります。詳しくは尾道市「家電リサイクル対象品の処理について」に、市内の許可業者と連絡先の一覧が載っています。

パソコンはメーカーが引き取る

パソコンの回収は、製造・販売メーカーへ申し込みます。費用の有無は購入時期で変わり、目印は本体に貼られたPCリサイクルマークです。

マークが付いている製品、つまり平成15年10月以降に買ったパソコンは、購入時にリサイクル料金の支払いが済んでいるため、手放すときの負担はありません。マークが付いていない平成15年9月末までの製品は、メーカー所定の方法で料金を支払います。

自作機やメーカーがすでに無い場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会が窓口になります。手順は尾道市「不要になったパソコン本体・ディスプレイの処理について」にまとまっています。

施設で処理できない物は、買った店へ

市の案内は、施設で処理できない物を購入された店舗へ問い合わせるよう示しています。適正処理困難物と呼ばれる区分です。

  • 消火器、バッテリー、タイヤ
  • バイク用部品、自動車用品
  • 電動車いす、オイルヒーター、冷媒ガスを使う機器(除湿機など)
  • プロパンガスボンベ、農機具、エンジン
  • FRP(強化プラスチック)製品、ピアノ、耐火金庫

蔵や納屋のある家では、この並びがそのまま当てはまります。農機具、エンジン、プロパンガスボンベ、耐火金庫。どれも重く、運び出してから行き先が無いと分かると、置き場所に困ります。ピアノも同じです。

液体も処理できません。成分に沿った処理が必要になるため、中身の分からない容器は開けずに残します。農薬、塗料、燃料、薬品。古い納屋では珍しくありません。産業廃棄物も市の施設では扱わず、広島県の窓口が案内先になります。

一覧は尾道市「尾道市の施設では処理できないごみ」にあります。判断に迷うものは、衛生施設センター(0848-48-2900)へ品名を伝えて確かめるのが確実です。

土と石は、そもそもごみではない

市の案内は「土、石はごみ(廃棄物)ではありません」として、自家処理を求めています。処理できない物とは別の、もう一段外側の区分です。

庭の土、鉢に入ったままの土、敷いてあった砂利。片付ければ必ず出てきますが、これらは引き取る対象そのものになっていません。例外は少量の場合だけで、ベランダのプランター等で困る場合に限り、土のう袋2袋までの持ち込みを受け付ける、とされています。

壊れたコンクリートやレンガも同じ枠です。尾道市クリーンセンターの案内は、欠けてしまったものの受け入れを想定しているとしたうえで、少量(土のう袋2袋まで)を、細かく砕いて、こぶし大にして持ち込むよう書いています。

塀や土間を壊した量は、ここに入りません。解体で出たコンクリート片は家庭ごみではなく産業廃棄物の扱いになります。線の引かれ方は解体前に残置物を片付けるにまとめました。庭石や灯篭のように、重くて動かせない物の考え方は庭の灯篭と庭石をどうするかにあります。

庭木は、切る寸法が決まっている

剪定した草木は、長さ50センチメートル以下、太さを直径10センチメートル以下に切って持ち込むよう示されています。持ち込めるけれども条件が付く物です。

しばらく手の入っていない庭は、枝が太くなっています。直径10センチメートルを超えていると、その場では降ろせません。切る道具を先に用意しておくかどうかで、一日の進み方が変わります。

もやせないごみにも分け方の決まりがあります。ごみステーションへ出す場合と同じ分別に加えて、プラスチック製、金物、家電、その他に分けて持ち込みます。積むときに混ぜると、施設の前で分け直すことになります。

持ち込めるのは尾道市内で発生した家庭のごみに限られる、という条件もあります。市外に住んでいて実家を片付ける場合、運べるのは実家から出た物だけです。荷下ろしも自分で行います。人手と時間を、そのぶん見ておいてください。

公式情報確認日:2026年8月2日。土・石・コンクリート・草木の寸法・分け方は尾道市「尾道市クリーンセンター」(2026年4月1日更新)に拠ります。対象品目、引取場所、料金、連絡先は変更されることがあるため、実際の処分前に尾道市の最新情報を確認してください。

先に抜いておくと、作業が止まらない

家財を部屋ごとに片付けていくと、持ち込めない物は最後まで残り、搬出の当日に判明します。順番を変えてください。最初の1日で家中を見て回り、この記事に挙げた物だけを別の場所へ寄せておきます。玄関の土間でも、納屋の一角でもかまいません。

そのとき、購入店の手がかりも一緒に探します。保証書、取扱説明書、本体に貼られた販売店のシール。家電の引き取りを頼むときに効いてきます。

持ち込める物の運び方は尾道市の粗大ごみの出し方、蔵や納屋から手をつける場合は蔵の整理は何から始める?で確認できます。買取や相談が難しい物の目安は相談が難しい物にまとめています。

尾道で片付けるときの全体の注意点は尾道市で実家・空き家を片付ける前に確認したいことにあります。

受け取ってもらえない物を先に分けておけば、あとは積んで運ぶだけになります。断られて持ち帰る一日を、作らずに済みます。