遺品整理は、物を運び出す作業の前に決めることがいくつもあります。順番を変えると、あとから戻せなくなる物が出ます。
1. いつから始めるか
四十九日を目安にする人が多いのですが、実際に日程を決めるのは期限のある手続きのほうです。家をいつまでに空けるかから逆算します。
- 遺品整理はいつから始めるか…四十九日ではなく、期限から逆算する
- 捨ててはいけない物…権利証や通帳など、再発行できない物
2. 買取と処分、どちらを先にするか
処分を先に頼むと、値の付く物が混じったまま運び出されます。価値が分からない物は、判断を保留したまま残しておけます。名前が分からない物ほど後回しになり、最後は処分の山へまとめて積まれるので、そこだけ先に分けておきます。
- 遺品整理と買取はどちらが先か…処分前に確認する順番
- 名前が分からない道具…品目が絞れたら、その品目の作法がある
- 古い食器は売れるか…洗う前に、組の数と箱を確かめる
- 古い物を手放す前のガイド…価値の見方と、記録の取り方
3. 頼む先を決める
見積書は金額よりも内訳を読みます。家庭から出た物を運ぶには許可が要り、それは市町の名簿で確かめられます。
- 見積もりで確かめること…金額より先に、内訳と追加料金を読む
- 許可を確かめる…名簿にあっても家財を頼めない業者がいる
- 福山市で遺品整理を頼む前に…許可のある業者かは市の名簿で分かる
4. 捨て方が分からない物を分ける
仏壇・神棚・刃物・薬品は、同じ県内でも市町で扱いが分かれます。墓を動かすなら、家財とは別の窓口と手順になります。日本刀や象牙の部品のように、捨てる前に届け出や確認が要る物もあります。
- 捨て方が分からない物…仏壇・神棚は市町で扱いが逆になる
- 三味線と尺八…象牙の部品は誰に売るかで変わる
- 墓を動かす前に…改葬許可の窓口と、死亡後の手続き
5. 家の事情で変わること
運び先までの距離、納屋や蔵の有無、家が空き家になるかどうかで、段取りは変わります。
- 中山間地域で家を片付ける…持ち込み先は市内に1か所しかない
- 農家の実家を片付ける…納屋の中身は町のごみに出せない物が多い
- 遠方の実家を片付ける…郵便の転送は届出の日から数える
家を空き家として残すなら、補助金と期限の順番が別にあります。実家・空き家の片付けガイドと、市町ごとの実務をまとめた備後地域の片付け情報もあわせてご覧ください。
