古い物は、手放すと決めてから動かすまでの間に、値打ちが下がることがあります。よかれと思ってすることが裏目に出る場面が決まっているので、そこだけ先に知っておきます。
1. 洗わない、磨かない
汚れを落としてから見せよう、と考えるのが自然ですが、古い物では逆に働きます。表面の仕上げごと落ちてしまう物があり、元には戻せません。
2. 箱と付属品を捨てない
中身だけを残して箱を先に捨ててしまうと、何であるかを示す手がかりが消えます。組でそろっている物は、1点ずつ分けた時点で組でなくなります。
3. 寸法と、出てきた場所を記録する
写真は、物そのものより先に置かれていた場所を撮ります。寸法は運び出せるかどうかを決めるので、判断より前に測っておきます。
4. 名前が分からないとき
名前が分からない物ほど後回しになり、最後は処分の山へまとめて積まれます。品目さえ絞れれば、そこから先の作法は品目ごとに決まっています。
- 名前が分からない道具…床の間・台所・押し入れ・納屋の4つから辿る
- 相談できる物…名前が分からなくても、大きさと状態が分かれば話は進む
5. 手放し先を決める
売る、譲る、処分するのどれにするかは、物ごとに分かれます。処分をまとめて頼む前に、値の付く物を抜いておきます。
- 遺品整理と買取はどちらが先か…処分前に確認する順番
- 骨董品を売る前に…産地の家に残っている物
- 頼む先の許可を確かめる…名簿にあっても家財を頼めない業者がいる
- 相談が難しい物…古道具の確認とは分けて考える物
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