古い物を手放す前のガイド

古い物は、手放すと決めてから動かすまでの間に値打ちが下がることがあります。洗わない、箱を捨てない、寸法と出てきた場所を記録する。よかれと思ってすることが裏目に出る場面は決まっています。

古い物は、手放すと決めてから動かすまでの間に、値打ちが下がることがあります。よかれと思ってすることが裏目に出る場面が決まっているので、そこだけ先に知っておきます。

1. 洗わない、磨かない

汚れを落としてから見せよう、と考えるのが自然ですが、古い物では逆に働きます。表面の仕上げごと落ちてしまう物があり、元には戻せません。

  • 鉄瓶…外は漆で仕上げてある。洗うと剥げる
  • 指輪と銀器…刻印を読む。K18は造幣局の証明記号ではない
  • 古い食器…捨てる前に確認したい器の特徴

2. 箱と付属品を捨てない

中身だけを残して箱を先に捨ててしまうと、何であるかを示す手がかりが消えます。組でそろっている物は、1点ずつ分けた時点で組でなくなります。

  • 掛け軸…箱を捨てない、掛けっぱなしにしない
  • 茶道具…1点ずつ分けると組が崩れる
  • 着物…たとう紙から出す前に、表示と寸法を見る

3. 寸法と、出てきた場所を記録する

写真は、物そのものより先に置かれていた場所を撮ります。寸法は運び出せるかどうかを決めるので、判断より前に測っておきます。

4. 名前が分からないとき

名前が分からない物ほど後回しになり、最後は処分の山へまとめて積まれます。品目さえ絞れれば、そこから先の作法は品目ごとに決まっています。

5. 手放し先を決める

売る、譲る、処分するのどれにするかは、物ごとに分かれます。処分をまとめて頼む前に、値の付く物を抜いておきます。

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