尾道市のごみ分別は地域で5つに分かれている|自分の地区の調べ方

尾道市のごみの分別方法は、市内で一つに決まっていません。地域ごとに5つの案内に分かれていて、住んでいる場所によって守るルールが変わります。実家の片付けを始めた人が最初に戸惑うのが、この点です。

道路脇に並ぶ青いネットのごみ集積かご。分別の表示が付いている

対象地域:広島県尾道市

市外に住んでいて、自分が育った家の分別を調べるときは、なおさら間違えやすくなります。「尾道市のごみの出し方」で検索して最初に出てきたページが、実家の地域のものとは限らないためです。

分別の案内は5つに分かれている

尾道市が公開している「ごみ・資源物の分別方法」は、次の5つに分かれています。ページの名前がそのまま対象地域を示しています。

一つ目のページの題名が「向島、御調、因島、瀬戸田以外の地域」となっているとおり、尾道の市街地や山手、栗原、高須、木ノ庄などはすべてここにまとまっています。残りの4つは、平成の合併で尾道市に加わった地域です。合併前のそれぞれの町のやり方が、今も残っている形になります。同じ理由で改葬許可の窓口も3か所に分かれています

収集の日も地域ごとに違います。市の案内にも、回収日は地域によって異なると書かれています。

分け方そのものが地域で違う

違うのは収集日だけではありません。ごみをどう分けるかの区分が、地域によって変わります。

たとえば向島、御調、因島、瀬戸田以外の地域では、紙類、布類、缶、びん、天ぷら油をまとめて「資源回収」として扱います。一方、御調町地域では紙類、スチール缶、アルミ缶、びん類、布類がそれぞれ独立した区分になっています。同じ空き缶でも、置く場所と出す日が変わるということです。

因島地域には古紙と使用済みの食用油の区分があり、瀬戸田町地域では古紙が新聞、雑誌、段ボール、飲料用の紙パックの4つに分かれています。片付けで古い雑誌や新聞がまとまって出てきたとき、この違いが効いてきます。

実家の分別を、自分が今住んでいる市のやり方で判断しないでください。区分の名前が同じでも、中身が違うことがあります。

自分の家がどの地域かを確かめる

判断の材料は住所です。町名に向島町、御調町、因島(土生町、中庄町、重井町など旧因島市の区域)、瀬戸田町が入っていれば、それぞれ専用のページを見ます。入っていなければ「向島、御調、因島、瀬戸田以外の地域」です。

迷ったときは、ごみ集積場所に貼られた案内や、近隣の方に確認するのが早い場合もあります。集積場所の使い方は町内会で決めていることがあり、市の案内より細かい取り決めが加わっていることもあります。

粗大ごみは全地域で有料

分別の区分は地域で違いますが、粗大ごみが有料である点は共通です。市は粗大ごみを「概ね一番長い辺が50センチメートルを超えるもの」としています。片付けで出てくる家具、建具、寝具の多くはここに入ります。

手数料は一品目ごとに430円から2,340円です。ただし品目別の料金表は公開されていません。市の案内には、品目ごとに料金を設定しているため搬入時に確認するとあります。事前に知りたい場合は衛生施設センター(0848-48-2900)へ問い合わせます。

数が多いときは、一品ずつの金額より合計額のほうが問題になります。処分する前に点数を数えて、おおよその見当を立ててから運び方を決めてください。

施設へ持ち込む場合

自分で運べる場合は、市の施設へ直接持ち込めます。受入施設は6か所です。

  • 尾道市クリーンセンター
  • 御調清掃センター
  • 向島クリーンセンター
  • 因瀬クリーンセンター
  • 因島リサイクルセンター
  • 瀬戸田名荷埋立処分地

家庭ごみの持ち込みは無料です。ただし粗大ごみは対象外で、1品目ごとに料金がかかります。受入日と受入時間は施設ごとに違います。尾道市クリーンセンターの場合は、祝日と年末年始を除く月曜から金曜が8時30分から12時と13時から16時、毎月第4日曜日は8時30分から12時までです。

遠方から通って片付ける場合、この受入日が予定を決める軸になります。土曜日に作業して日曜日に運ぼうとしても、施設が開いていないことがあります。詳細は尾道市「施設への『家庭ごみ・資源物』の持ち込みについて」で確認してください。

公式情報確認日:2026年7月25日。分別区分、手数料、受入日、持込先は変更されることがあるため、実際の処分前に尾道市の最新情報を確認してください。

一度に大量に出るときは扱いが変わる

片付けでは、通常の家庭ごみの範囲を超える量が一度に出ます。市の案内では、引っ越しなどで出た一時多量ごみの個別収集を依頼する場合、一般廃棄物収集運搬の許可業者から選ぶよう示されています。許可業者以外へ委託することはできません。

量が家全体に及んでいる場合は、段取りの組み方そのものが変わります。尾道でごみ屋敷を片付けるに、広島県に条例を持つ市町が1つも無いことと、そのぶん家族が決める範囲が広くなることを書いています。

また、テレビ、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫は家電リサイクル対象品で、尾道市クリーンセンターでは処分できません。分別の区分とは別の手続きになります。

捨てる前に価値を確かめたい物がある場合は、先に分けておきます。判断の目安は相談対象になりやすいものにまとめています。

分別を調べる前にやっておくこと

分別の区分がわかっても、量が見えていないと計画は立ちません。部屋ごとの写真を撮り、大きな家具の寸法と点数を控えてから、どれを粗大ごみに出し、どれを施設へ運び、どれを業者へ頼むかを分けます。

片付けの進め方は実家の片付けは何から始める?、家財の分け方は空き家の家財はどう処分する?で確認できます。尾道市で片付ける際の全体の注意点は尾道市で実家・空き家を片付ける前に確認したいことにまとめています。

分別の案内が5つに分かれているのは、合併した町のやり方をそのまま残しているためです。面倒に見えますが、自分の地域のページを一度開いてしまえば、あとはその1枚で足ります。最初にどれを見るかだけ、間違えないようにしてください。